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佐々木 貞吉; 馬場 祐治; 吉井 賢資; 山本 博之
Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 76, p.411 - 416, 1995/00
被引用回数:10 パーセンタイル:50.94(Spectroscopy)MoS、LiSO、NaSOのS1s3p、及びSi(CH)Cl、SiCl(いずれも固相)のCl1s3pの共鳴励起に伴うスペクテータ・オージェ崩壊を調べた。1s正孔の崩壊分岐率については、KLL、KLLスペクテータ・オージェ遷移が全体の97%以上を占めることがわかった。また、これらのオージェピークは、誘電体においてピーク分裂を起こすとともに、励起光エネルギー(h)に正比例して4.5-10eV高エネルギー側へシフトした。実験結果はオージェ共鳴ラマン散乱と解釈され、誘電体では非占軌道が連続帯に深く浸入していることを示唆する。
佐々木 貞吉; 馬場 祐治; 吉井 賢資; 山本 博之
Journal of Physics; Condensed Matter, 7, p.4385 - 4394, 1995/00
被引用回数:4 パーセンタイル:31.74(Physics, Condensed Matter)MoSのS 1s3p、SiClのCl 1s3pの共鳴吸収において、LVV(2p3p3p)オージェピークが強度変動するとともに、新しいサテライトピークが出現することを見出した。スペクトルのh依存性を調べた結果、K殻(1s)やL殻(2s、2p)などに2個の正孔が存在する状態を始状態とするオージェカスケードのシグナルであることがわかった。サテライトピークの強度計算を試みたところ、実測値は計算値の1/3であった。未知の内殻緩和機構の存在することが示唆された。